もしもあなたが長男だとしたら、これは相当な責任感があります。日本では江戸時代から長男が家督を相続することになっています。それと同時に葬儀の喪主などを務めることが義務付けられています。もちろん長男以外でもこの重責は果たせますが、日本の古くからの伝統として、やはりここは長男が喪主を務めるべきです。
葬式には一連の流れがありますので、まずそれらをしっかりと確認しておきましょう。葬式で大切なのは挨拶です。短い内容の中でも、天国に召されていった故人を安らかに送り出せるように気配りをいたしましょう。挨拶の中で多少つまずいても問題はありません。
それよりも大切なことは内容に心がこもっているかどうかです。これは一般的な話ですが、挨拶に心がこもっているかどうかは、参列者がすぐに見抜いてくれます。葬式がつつがなく終わっても油断はなりません。葬式に参列してくれた人たちに対してお礼状を送らなければなりません。
簡単そうに見えてこれが実に厄介なお仕事です。葬式の際には受付を作って、しっかりとそこで葬儀の参列者の名前と住所を記入しておきましょう。このリストが礼状を送る際の唯一の拠り所となります。くれぐれもそれをお忘れなく。