東西だけではなく家によって違う風習は色々ある
2019年07月21日
地域によって風習が異なるといわれていますが、葬儀に関しては特にその影響が顕著です。関西では人が亡くなった翌日や2日後には葬儀を行うことが一般的ですが、関東では式場の都合によっては3日から4日ほど待たされることも少なくありません。
式場が混雑している都市圏の場合にはその傾向が強いです。しかし、お彼岸に関してはそれほど時期がずれているわけではなく、秋と春それぞれの時期に行うことが多いです。お盆に関しては関東は新暦のお盆、関西は旧盆で行うといわれていますが、関東であっても商売をやっている家の場合には盆休みといわれる旧暦で行うことがあるため、必ずしも全ての家で新暦で行っているわけではありません。
逆に関西の人間であっても家の風習で新暦に済ませるという家もあります。それぞれの家の状況によって異なるため、あらかじめ確認しておくといいでしょう。お盆とお彼岸を同程度に考えて、関西では旧暦で彼岸を行うのかという疑問を感じる人も少なくありませんが、彼岸に関しては全国的に同じ日程であるため、安心です。
ただし、家ごとに風習ややるべきことが異なるため、どんな風習があるのか、迎える前に確認しておくとあわてなくて済みます。