近年は寿命が一層延びてきたので、亡くなる直前、自宅介護や施設入居等で周囲との接点もなくなり、付き合いもすっかり減った高齢者が多くなっています。また、社会の風潮として付き合いの希薄化が広がっているようで、会葬者がすっかり減っているので通夜や告別式を簡素化して行う葬儀が増えています。幅広く社会との接点を持ち続けた人が亡くなれば一般葬が営まれて多くの会葬者が来てくれるでしょう。一方で、友人、知人との付き合いも殆どなく、静かに晩年の生活を送っていた高齢者が亡くなると参列者を余り呼ばない家族葬が増えてきます。